
11月1週目のトレードから
今回からこの日記を担当させていただくファイナンシャルプランナー(FP)の井上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
家計についての専門家であるFPは得てしてFXなどの「投機」を勧めません。私も基本的には勧めません。生半可な気持ちで勝てるものではないからです。普通に事業を営んでいくのと同じように、様々な勉強、努力、準備が必要です。それならば普通にビジネスのフィールドで勝負すればいいのです。でも色々な事情から投機でお金を稼がざるを得ない人がいるのも事実。私もFPとして独立をする準備期間中は勉強や人脈作りの傍ら、FXや株の投機で生計を立てていました。
私自身はその期間で結果的に生活費程度は稼ぐことができていました。今は仕事が暇な時に少し手がける程度ですがFXと向き合っています。
この日記ではそんな私のトレード記録を一部公開していきます。正直なところ私にはトレードのセンスがあるとは思えませんが、それでも今後FXをやっている方、これからやろうと考えている方に何らかしらの参考になるのではないかと思い担当させていただくことになりました。FXでいかに勝つのが難しいかということが伝えられればと思います。
手がけている通貨は今のところはポンド円。抵抗線、支持線をブレイクした際にその勢いに乗る順張りの短期トレードが私の基本スタイルです。なお私の本職はFP業ですので、本職の仕事が忙しい時にはトレードをする時間が取れません。その点はご了承いただければ幸いです。さて11月の1週目にトレードを手がけたのは11月4日、5日の2日間。残念ながらともにマイナス収支でした。今回はそのうち11月4日のトレードを振り返ります。
11月4日のトレード
この日手がけたのは16:25過ぎ。
下の5分足チャートを見てください。オレンジの実線のところに抵抗線があるように見えましたので、ここをブレイクしたら上に行くのではないかと思い逆指値を入れておきました。実際にこの抵抗線を突破し、約定。155.629で買いポジションを建てました。

その後一瞬は目論見どおりに上に行ってくれたのですが、それもつかの間。あっという間に値を戻してしまい、チャートではキレイなまでの上ヒゲになりました。
私の使っているFXトレーディングシステムズ社には「トレール機能」がありますので、トレール幅250で逆指値を入れておきました。トレール機能により自動的に決済。結果は155.580で損切りという形で、それほど被害は大きくなく逃げることが出来ました。
損切りをした後感じたのは、オレンジの点線部分に次の抵抗線があるようにも思え、オレンジの実線をブレイクした後、この点線近辺でさっさと利益確定させて逃げておけばよかったかなという後悔の念。そんな後悔の気持ちがありますから、その後ドンドンと切り上げるレートを前になかなか手が出せず、結局その後はノートレードとなりました。直近高値にあたる黄色線を突破したときに、もう一度順張りの買いを入れておけば利益は出せたのですが・・・
勝っても負けてもチャンスが来たら淡々と手がけることの重要性を学びました。特に損切りをして後悔した後はこれがなかなか難しいことなのですよね。
井上光章 = ファイナンシャルプランナー
1975年4月30日生まれ。開成高校卒。
ICU(国際基督教大学)教養学部国際関係学科卒。
井上光章FPオフィス代表(CFP)。海外ヘッジファンドに詳しく、資産運用相談ではヘッジファンドを組み入れた提案をすることが多い。
会社員時代から資産運用の研究に取組み、一時は資産の9割以上を中国株につっこんだことも。自分自身の成功・失敗を基に資産運用についてのコンサルティングを行っている。







