為替相場を分析する2つの手法
為替相場を分析する手法は大きく2つに分けることができます。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。
長期的なトレードをする方はファンダメンタルズ分析を中心に、短期売買を目指す人はテクニカル分析を中心にするというのがよいように思います。
ファンダメンタルズ分析
「アメリカの財政赤字はこれからも悪化しそうだ。だから米ドルを売ろう」
「ユーロ圏の景気が悪化している。アメリカよりも景気悪化が長引きそうだ。だからユーロ売り・米ドル買いをしよう」
というような、通貨や国の経済状況を分析して売買の方向を決める手法をファンダメンタルズ分析と呼んでいます。
「強い国の通貨は高くなる」というのが基本なので今後どの国の力が強くなるか、弱くなるかを読み解いていく必要があります。
ですがこれは答えが簡単に導き出されるものではありません。例えばアメリカはいつまでも覇権国の地位にいられるのか = 米ドルは基軸通貨であり続けられるのか、ということについては様々な考え方があります。
まずは書籍などで自分にしっくりと来るものから勉強を始め、徐々に知識を増やし、考えを固めていけばいいのではないかと思います。
ファンダメンタルズ分析により投資をした場合、自分の建てたポジションを常に客観的に見る目が大事になってきます。
人は知らず知らずのうちに自分の判断を正当化してしまいがちです。例えば「私はアメリカの未来は明るい、ドルは強くなっていくと思う」と考え、円売り、ドル買いのポジションを取ったとします。そうするとその後はどうしても自分にとって都合のよい「アメリカの景気はよくなる」「ドルは高くなる」「円は安くなる」根拠となるニュースや情報のみに目が行きがちになってしまうものです。
ポジションを取った場合はだからこそ自分に都合の悪い立場のニュース、情報を意識的に集め、できるだけ客観的な視点が保てるよう努力することが必要だと思います。
テクニカル分析
「日足チャートを見ていると大きな下ひげができている。ここは買いだ」
「ドル円レートは過去半年の安値を更新した。ここは売りだ」
「ストキャスティクスによると売られすぎのゾーンに入ってきた。そろそろ買いだ」
というように値動きそのもののみに着目し分析することをテクニカル分析と呼びます。
「ロウソク足」チャートというものを使うのが一般的ですが、その他に色々なテクニカル分析があります。
短期売買を目指す人はテクニカル分析が必須ですので、自分にしっくりくるテクニカル分析手法をいろいろと試されてみるのがよいでしょう。
テクニカル分析の各手法については別途まとめます。







