くりっく365

くりっく365のメリットを知る

くりっく365の2大長所、それが「税金面のコスト削減」「公的機関での取引による安心感」です。
特に税金面でのメリット(優遇点)は、一般のFX業者に比べて大きな違いがあります。そのキーワードとなるのが「損失の3年間繰越控除」、「他の運用資産との損益通算」、そして「申告分離課税」です。

≪損失の3年間繰越控除≫

FXの取引を行っていれば、当然毎年発生する損益に対して税金が課されます。
その課税に関して、通常のFX取引では翌年度以降に損失分を持ち越すことができませんが、くりっく365では持ち越すことができます。
どういうことかというと…

2006年に -100万円の損益、
2007年に -50万円の損益、
2008年に +300万円の損益だった場合…


通常のFX取引 ⇒
2006、7年はどちらも損失なので非課税、2008年300万円の利益に対して課税されます。
『150万円 + 300万円 x 20% = 通算210万円の所得減』

くりっく365 ⇒
2006~2008年損益を通算した300-150=150万円の利益に対して課税されます。
『150万円 + 150万円 x 20% = 通算180万円の所得減』

≪他の運用資産との損益通算≫

通常、資産運用では金融商品ごと(FX、証券、商品先物など)に個別の損益を計算し、それぞれを課税対象とすることになります。
しかし、くりっく365の取引を行っていれば、それらの運用資産の損益をまとめて計算(通算)し、課税対象とすることができます。

商品先物で損益-100万円だったが、
FXの取引で損益+200万円だった場合…


通常のFX取引 ⇒
商品先物は100万円の損失なので非課税、FXは200万円の利益に対して課税されます。
『100万円 + 200万円 x 20% = 通算140万円の所得減』

くりっく365 ⇒
商品先物の損失とFXの利益を通算した200-100=100万円の利益に対して課税されます。
『100万円 + 100万円 x 20% = 通算120万円の所得減』

つまり、税金を安く抑えられるだけでなく、他の取引で発生するリスクも低減できるというわけです!

≪申告分離課税≫

ここから最も重要になりますが、一般業者での取引とくりっく365業者での取引の間で決まって異なる「利益に対する課税方式」です。つまり、総合課税申告分離課税の違いを知ることになります。
FXにおける課税方式は、通常のFX取引の場合『総合課税』、くりっく365の場合『申告分離課税』が適用されます。

  • 『総合課税』…FXで得た利益だけでなく、給与所得や年金収入など実際に取引を行った人が得た全ての所得合計に対して税金が課されます。
  • 『申告分離課税』…FXで得た利益とその他の所得を分離して捉え、別々の税率で課税されます。

日本における総合課税は、累進課税(所得額と税率が比例関係にある)制度なので、FXの利益が大きければ大きいほど、差し引かれる税金額も高くなります。

一般業者での取引税率とくりっく365業者での取引税率を比較すると…

年間所得額くりっく365業者での所得税率一般業者での所得税率
195万以下一律20%15%
195万~330万未満20%
330万~695万未満30%
695万~900万未満33%
900万~1800万未満43%
1800万以上50%

つまり年間所得が330万円以上となる見込みがあれば、くりっく365の方がオトクな税率となるわけです。では、その違いをよりわかりやすくするために、実際に数字を使ってシミュレーションしてみましょう。

サラリーマンの方を想定してみます。

年間の給与所得が500万円ある方が、
FXの取引で200万円の利益を得た場合…


通常のFX取引 ⇒
一般業者での取引ならば総合課税となるので、
『(給与所得500万円 + FX利益額200万円)x 税率33% = 合計231万円の税額』

くりっく365 ⇒
くりっく365業者での取引ならば申告分離課税となるので、
『給与所得500万円 x 税率30% + FX利益額200万円 x 税率20% = 合計190万円の税額』

このように単純計算しただけでも年間で41万円もの税額(所得)差が発生するのです。
利益が多ければ多いほど、つまりFXで常勝を目指す方であればくりっく365は欠かせない取引形態であるといえますね!

くりっく365のデメリットを知る

税金面での優遇が魅力的なくりっく365ですが、当然デメリットがあることを忘れてはいけません。

デメリット

  • 1回あたりの取引手数料が割高(一般的には210円程度)
  • 取扱い通貨ペアが少ない(2008年10月現在は14通貨ペア)
  • 取引可能通貨単位が大きく、低レバレッジでの取引しかできない

以上まとめると、「デイトレード」でどんどん利益を獲得していきたい人にとっては、少々使いづらい商品であるということが言えます。いずれも公正な取引市場の活性化という点で設けられている基準として捉えられるものですが、そうはいってもやはり一般のFX業者に比べると、見た目の商品スペック・インパクトに弱点があると言えますね。

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